子宝草の育て方・増やし方!多肉植物?花は咲く?植え替え方法は?
子宝草を育てると妊娠するというジンクスがあります。
マザーリーフ、子宝弁慶草とも言われていますが、なぜ子宝草というのでしょうか?
種類は多肉植物になりますが、花は咲くのか?
今回はちょっと趣向を変えて、子宝草の育て方と増やし方、土の種類、植え替え時期と方法などついてまとめてます。
子宝草とは?なぜ子宝草っていうの?
子宝草はベンケイソウ科の「胡蝶の舞(コチョウノマイ)」「子宝弁慶(コダカラベンケイ)」を交配させた品種になっています。
よく子宝草=マザーリーフ、子宝弁慶草と言われていますが、実はちょっと違います。
子宝草と呼ばれるものは1種類だけで、マザーリーフも子宝弁慶草も別物です。
子宝弁慶草=マザーリーフというのが正しいかもしれません。
非常によく似ているのですが、子宝草は葉っぱの部分が少し丸みを帯びています。
マザーリーフや子宝弁慶草は、葉っぱの先が子宝草よりもとがっているのが特徴です。
なぜ子宝草と言われるのかというと、たくさんの子株を残すところから来ています。
子孫繁栄の象徴として、妊娠を望むときに育てる植物として人気があるんですよ♪
産婦人科でも置いてあるところが多いみたいです。
子宝草は多肉植物!花も咲きます!
子宝草は多肉植物です。
葉・茎・根の内部の柔組織に、水を貯蔵している植物のことを多肉植物といいます。
多肉植物の代表はサボテン科で、乾燥に強くなっているのが特徴です。
そして、子宝草は花も咲きます。
2月あたりから花が咲き始め、どんどん開花していきます。
色は薄ピンクっぽい感じ。
縦に長くて下を向いているのが、子宝草の花の特徴です。
子宝草の育て方・増やし方
子宝草はネット通販でも買えますし、ダイソーなどでも売っています。
意外にもお花屋さんとかはあまり置いてないそうですよ。
もしくは、無料でくれるところもあるそうですが、出来れば妊娠した方から子株をもらってあやかりたいものです(笑)。
さて、子宝草をいざ入手しても育て方を間違えるとすぐに根腐れを起こして枯れてしまいます。
正しい育て方を覚えて、楽しく子宝草を育ててくださいね。
増やし方も一緒にまとめてみました。
置き場所 | ・日当りがよく風通しが良いベランダ・軒先などが適切です。 ・雨が3日以上続く場合は根腐れするので雨のあたらない場所もしくは雨がかからないようにします。 ・夏の直射日光に弱いので、真夏は半日陰の場所がオススメ。 ・秋~冬の間は、外の温度が15℃を下回るようになったら室内へ入れます。霜にあたると枯れてしまうので要注意。 ・室内でも温度が低い場合は、発泡スチロールのケースなどに入れて最低3℃以上で管理します。 |
水やり | ・春~秋の間は、土の表面が乾いていたらたっぷりとお水をあげます。が、やり過ぎると根腐れをおこします。乾燥しているのを確認してからあげてください。 ・葉っぱにあげるのではなく、土に静かにあげるようにしましょう。 ・土の種類にもよりますが、春~秋は7~10日に1回、冬は暖かい日が続く時に月に1~2回程度の水やりをします。 ・冬に水が少ないと葉っぱがピンクっぽく変色してしまうので、こまめにチェックしましょう。変色した葉っぱは緑には戻りません。 ・乾燥気味に育てるのがコツだそうです。 |
土 | ・子宝草に適した用土は水はけがよく水持ちのいい土です。 ・市販の多肉植物・サボテン用土に赤玉土を混ぜた土でもOK! ・ホームセンターの園芸コーナーに売っていますので、手軽に入手出来ます。 |
増やし方 | ・葉についている子芽を手でゆっくりと取り、2~3日水につけて発根させます。 ・植え付けたら半日陰に置き、水やりは1週間後に少量与え、1週間毎に1回あげます。 ・1ヶ月たったら通常の育て方に切り替えます。 ・子株がポロポロと落ちて、勝手に繁殖もします。 |
子宝草は年月が経つにつれて、子株が作りにくくなってしまいます。
ある程度育てたら、子株から再度植え直したほうがいいようです。
子宝草を増やす場合、別の鉢などで育てたい場合は子株を植えるのがオススメです。
が、子株が勝手に落ちてしまえば同じ鉢でどんどん繁殖していきます。
その子株が成長したらまた子株を作るので、どんどん増えていきますよ。
たくさん子株ができたら、妊活をしている方におすそ分けしてあげるのもいいですね(^^)
子宝草の植え替え時期と方法!
子宝草を育てていると、植え替え時期やタイミングの疑問が出てきます。
頻繁に植え替える必要はなく、基本的には2~3年に1度の植え替えでOK!
目安としては、鉢から根が出てきたら・・・という感じです。
詳しくまとめるとこんな感じです。
・植え替え時期は、春の4月下旬~6月頃、秋の9月中旬~10月頃が理想的。 |
ちなみに、根をカットした後に3日ほど日陰で乾燥させるほうがいいそうです。
乾燥させずに植えても元気に育つそうですが、徹底したい方は乾燥させておくと安心です。
妊娠するジンクスがある子宝草で妊活も楽しく!
子宝草は「妊娠したい!」という願いを込めて大切に育ててみてください。
お手入れはちょっと大変ですが、まるで我が子のように愛着が湧いてくること間違いなしです♪
植物は人の心を穏やかにしてくれます。
毎日、子宝草に話しかけて可愛がれば、胎教にもいいですし自分自身の気持ちも落ち着きます。
子宝草が妊娠するためのジンクスだと言われているのは、その人の心の変化をもたらすことも影響しているのかもしれませんね♪
とても神秘的な植物なので、ぜひこの機会に子宝草を育ててみてはいかがでしょうか(^-^*)/
ただ、繁殖力が凄まじいので、ちょっと鳥肌のたってしまう見た目にもなってしまいます。
適度にカットしてあげるのも必要なので、モサモサになりすぎたら葉をカットしてくださいね。