妊娠の安定期とは?何週のいつからいつまで?旅行は出来る?
妊娠すると一定の期間で安定期に入ります。
芸能人でも妊娠報告を安定期に入るまで言わないのは、安定期に入ると安心材料の一つになるからです。
では、安定期は何週のいつからいつまでなのか?入ったら旅行などはしていいのでしょうか?
今回は、安定期の時期・期間、安定期以降の旅行、安定期の出血、安定期以降にするべきことなど安定期に関することを解説していきます。
妊娠の安定期は何週のいつから?いつまで?
妊娠すると嬉しさ反面、つわりの酷さ、体調不良、流産の心配など安定期に入るまでに不安な日々が続きます。
「安定期まで長い・・・」「早く安定期に入ってほしいな・・・」と私も思っていました。
そもそも安定期っていつからいつまでなのかご存じですか?
一般的に言われる安定期は
妊娠5~7ヶ月頃(妊娠16週~28週)
だと言われています。
妊娠が発覚した時点では、早くて2ヶ月目に入っていますのでそこから約3ヶ月後が安定期に入っていきます。
安定期に入る前は流産の危険もあり、流産の多くが妊娠4ヶ月(12週目)あたりにおきています。
12週目以降の流産は珍しいと言われており、基本的には12週目で一度乗り越え、さらに16週目で安定していくのです。
なぜ安定期がこの時期なのかというと、この頃に胎盤が完成するからだと言われています。
胎盤が完成し、つわりも大半の方が軽減され、身体もずいぶん楽になってきます。
つわりは安定期を境に治まる方もいますし、出産までずっと続く方もいますので人それぞれですが、多くの方がつわりのピークから脱出することが出来ます(^^)
芸能人の方がそうですが、だいたい妊娠の報告は安定期に入ってからするのは、このためですね。
安定期に出血、腹痛がある?
安定期に限らず、妊娠中の出血はあまり良くありません。
茶色っぽい出血は、古い血が出ているそうですが、鮮血はすぐに病院へ行く必要があります。
腹痛を感じたり鮮血が続く場合は、何かしらの異常が出ている可能性があります。
診察してもらって特に異常がなければ様子見となりますが、ひどい場合は入院して絶対安静となります。
出血の原因は、切迫早産、切迫流産、前置胎盤・低置胎盤、子宮頸管ポリープなどいろいろなことが考えられます。
自己判断は禁物なので、出血は危険信号だと考えて、病院で診てもらうようにしてください。
特に大量出血、鮮血、腹痛を伴う出血は急ぎましょう。
安定期に入ったら旅行はしてもいいの?飛行機は?車は?
安定期に入ると、気持ちにも少し余裕が出てマタニティライフを楽しむ方が増えています。
ショッピングをしたり、旅行をしたり、ヨガへ行ったりといろいろな楽しみ方がありますね!
しかし、ここで気になるのは妊娠中の旅行は大丈夫なの?ということ。
妊娠は病気ではありません。
検診の時に「安静」という診断をされていなくて、身体の調子が良ければ旅行もしてOKです!
ただし、5時間以上の長距離旅行はあまり良くないので短い距離で楽しめる範囲にしておくと安心です。
妊娠中の飛行機や車での移動も問題ありませんが、移動時間は極力短くしておきましょう。
妊娠中の飛行機、海外旅行などについては、別記事で後日解説したいと思います。
安定期にしておくといいことって?
安定期に入ったら、今度は出産に向けて色々準備を始めましょう。
・安産のために運動をする
・赤ちゃんの服や哺乳瓶などを少しずつ買い始める
・出産、育児の勉強
安産をするためには、ある程度の運動をしておくといいと言われています。
私も安定期以降は、数日起きにウォーキングをしていました。
お腹が大きくなってくるとなかなか辛いですが、ゆっくりと歩いていましたよ(^-^*)/
そして、出産や育児の勉強もしっかりとしておくと安心できます。
いざその場になってからでは間に合わないので、身体が落ち着いた安定期から勉強を始めましょう。
パパママスクールというのもありますし、産婦人科で出産や育児の勉強会もしてくれると思います。
また、気分転換や運動も兼ねて赤ちゃんを迎えるために必要な用品も買い始めましょう。
ショッピングは気晴らしにもなりますし、運動にもなります。
赤ちゃんのものを選んでいるのは本当に楽しくて幸せな時間ですよ!
安定期に入っても無理は禁物!身体は大切に!
安定期に入ったからといって何でもOK!安心!というわけではありません。
病気ではありませんが、通常の身体の状態とは違っています。
少しでも疲労を感じたら、無理をせずきちんと休息を取りましょう。
また、転倒などにも十分注意をしてください。
私は安定期に入る少し前に、お風呂場の浴槽でお腹を打ち付けてしまいました。
手を先に出して直接的な衝撃は避けましたが、すぐに病院へ行って診察をしました。
何も異常はなく出血もなく、子供は無事産まれましたが本当にヒヤヒヤしました・・・。
いつどこで転倒するかわからないので、外出する時は靴、お風呂場や雨の日などの濡れた地面にも十分注意をしてくださいね!