妊娠初期症状で頭痛はいつから起こる?眠気・寒気の原因は?薬を使って大丈夫?
妊娠初期症状の一つとして、頭痛に悩まされる方が多いようです。
症状の重さは人それぞれですが、妊娠初期の頭痛はいつから起こるのか?原因と治し方をまとめました。
また、頭痛だけでなく眠気や寒気の原因は何があるの?薬は服用して大丈夫なの?という疑問も解説していきます。
妊娠初期症状の頭痛はいつから?原因は?眠気や寒気も?
妊娠初期になると、頭痛が起こりやすくなります。
早い人だと、妊娠超初期と言われる3週目4週目あたりから頭痛が出たりするため、いつから出るのか、というのは個人差があります。
そのほとんどが偏頭痛で、もともと偏頭痛がなかった方がひどくなったり、逆に偏頭痛持ちの方は症状がおさまったりする場合があります。
偏頭痛は悪阻の一つで、起こる原因としてホルモンの影響が考えられます。
妊娠中はホルモンのバランスが崩れやすいため、偏頭痛や吐き気を感じてしまうのです。
偏頭痛が起きるメカニズムは、脳血管が何らかの理由で拡がってしまい、拡がった血管によって神経が圧迫されたり引っ張られて痛みとなるようです。
この他にも、妊娠前から貧血気味だった場合は、妊娠初期から鉄欠乏性貧血を発症することが多いようです。
そのため、頭痛の症状が出やすい傾向にあります。
また、頭痛だけでなく眠気や寒気を伴うこともあります。
さらに、肩こり、微熱、喉の痛み、吐き気などの症状が同時に起こる場合もあります。
これもホルモンのバランスが崩れていることが原因で、妊娠初期の悪阻にも多く起こる症状です。
妊娠初期症状の頭痛・眠気・寒気の治し方・対処法
妊娠中の酷い頭痛、眠気に悩まされる方は少なくありません。
私も頭痛が酷く、寝こむ日もありました(´;ω;`)
そんな時に実際に試した治し方・対処法をご紹介します!
・部屋を暗くして安静にする、睡眠を取る |
妊娠中のカフェイン摂取はあまり良くないと言われていますが、過剰に摂り過ぎるのはNGです。
逆に頭痛がひどい場合は、少量のカフェインを摂ることで頭痛が治まります。
意外にも、妊娠中の頭痛対処法で「カフェイン摂取」はよく使われているんですよ(^-^*)/
ただし、冷たいものはよくないので、温かいコーヒーや緑茶を飲むようにしてください。
ブラックが苦手な方は、牛乳と黒糖を入れると胃に優しいですよ!
また、頭痛を予防する方法として日頃から水分をよく摂るようにしてください。
酷い頭痛が始まってから、水を沢山飲んでもあまり効果はありません。
私は、カフェインを飲んだり、体を休めるようにしていました。
妊娠中の無理は禁物なので、頭痛、眠気、寒気が酷い時は体を休めるようにしましょう。
妊娠中に頭痛薬は飲んでいいの?
頭痛が治まらない場合、頭痛薬に頼る方もいると思います。
が、妊娠中は薬などを飲むと胎児に影響が出てしまうことがあるため、むやみやたらに飲んではいけません。
では、全ての頭痛薬が飲めないのか?という疑問が出てきますよね。
頭痛薬の代表でもあるイブやバファリン、ロキソニンはどうでしょうか?
一覧でまとめてみました。
妊娠中絶対に飲んではいけない頭痛薬 | ・ロキソニン ・モービック ・ポンタール ・セレコックス |
妊娠初期(12週)までに飲んではいけない頭痛薬 | バファリンA ・バファリン顆粒 ・ケロリン ※アセチルサリチル酸、いわゆるアスピリンが含まれた頭痛薬なので、妊娠初期の服用は禁止 |
妊娠中飲んでもいい頭痛薬 | ・タイレノール ・ノーシン ※アセトアミノフェンを主成分とした頭痛薬で、妊婦でも影響が出にくい |
妊娠後期(32週以降)飲んではいけない薬 | ・イブ ・バファリンルナ ※イブプロフェンを主成分とした頭痛薬は、妊娠後期の服用は禁止 |
飲んではいけない頭痛薬を妊娠中に飲んでしまうと、赤ちゃんに「胎児毒性」という影響があります。
「胎児毒性」とは、母体から胎児に薬の成分が入ってしまうことにより、薬に抵抗力のない胎児に薬の成分が作用してしまいます。
これは新生児肺高血圧症の危険性があり、他にも胎児の腎機能の低下によって尿が少なくなってしまい、羊水過小の状態になる可能性があります。
妊娠後期に出やすい症状だと言われていますが、妊娠初期から後期まで常に気をつけておかなくてはいけません。
薬の作用は非常に怖いのです。
頭痛があまりにも酷い時は病院へ
妊娠中の薬は自己判断で決めてはいけません。
飲んでいい薬、飲んではいけない薬がありますので、頭痛薬だけでなく薬全てに言えます。
どうしても頭痛が治まらない場合は、一度産婦人科に相談するようにしましょう。
その時の妊娠周期に合わせて、影響のない薬を処方してくれることがあります。
また、その他にも対処法を色々アドバイスしてくれますので、一人で悩まず相談してみてくださいね(^-^*)/