妊娠初期症状のお腹の張り・腹痛の原因は?いつから?解消方法も
妊娠初期は、お腹の張りや腹痛などちょっとしたことが気になってしまいますよね。
何が原因なのか、解消法はどうしたらいいのか・・・など不安になることはいろいろあります。
ここでは、お腹の張り・腹痛の原因といつから起こるのか、解消法もまとめました。
また、危険な腹痛、妊娠初期の便秘による腹痛についてもまとめています。
妊娠初期のお腹の張り・腹痛の原因は?いつから?
妊娠初期になると、お腹の張り・腹痛を感じることがあります。
この張りの原因は「子宮収縮」と言われています。
赤ちゃんを包んでいる子宮は筋肉で出来ているため、母体が緊張や刺激を受けると子宮も緊張し、固くなる場合があります。
また、子宮が大きくなろうとして引っ張られる感覚がすることもあります。
これは異常なことではなく、妊娠する中でごく当たり前のことだそうです。
中には痛みを感じない方もいます。
お腹の張りはいつから?という点ですが、これは人それぞれです。
妊娠超初期段階、4週目ぐらいから感じる方もいますし、全く感じない方もいます。
妊娠初期症状の頭痛など
妊娠初期には様々な症状が出ます。
それぞれの症状については別途まとめましたので、参考にしてみてください。
■妊娠初期症状で頭痛はいつから起こる?眠気・寒気の原因は?薬を使って大丈夫?
■妊娠初期症状の吐き気・めまい・立ちくらみ・動悸はいつから?原因と対処法
■妊娠超初期症状まとめ!排卵日から高温期、着床までをわかりやすく解説
お腹の張り・腹痛が起こるタイミングとは?解消法も
妊娠初期だけでなく妊娠後期までなんとなくお腹が張っている・・・と感じる時があります。
お腹が張るタイミングをまとめました。
・長時間同じ姿勢でいる ・長時間の立ち仕事など |
「長時間」何かをし続けることは、妊娠初期の身体には負担になってしまいます。 もちろん妊娠初期だけでなく妊娠中の「長時間作業」は避けましょう。 |
・家事や運動で身体を動かして疲れた時 | 適度な運動は必要ですが、過剰にやり過ぎるとお腹の張りの原因になります。 また、家事などで同じ姿勢でいる場合もお腹の張りを感じる場合がありますので、休みながらやるようにしましょう。 |
・ストレスを感じている時 | 妊娠中は何かと敏感になっている時期です。 ストレスで子宮が緊張状態になり、お腹の張りを感じてしまいます。 |
・性交渉をした時 | 妊娠中の性交渉は、子宮を収縮させてしまうのでお腹の張りを感じてしまいます。 なるべく妊娠中の性交渉は避けてください。 |
・流産や早産の危険がある時 | お腹の張りで気をつけたいのが、流産や早産の危険信号だった場合です。 張る、痛みが酷い、出血などはすぐに病院へ受診しましょう。 出血がなくても1時間に6回以上張りや痛みを感じる場合も、危険信号の可能性があります。 |
お腹の張りを感じた時の解消法はとにかく安静に!休むことを最優先しましょう。
座るだけでもだいぶ違いますが、出来れば横になって休む方がいいです。
車であれば、座席を少し倒してリラックス出来るようにしてください。
また、ひどい場合は病院を受診するようにしましょう。
お腹の張りや痛みは必ずしも子宮が収縮することによるというものではありません。
中には、流産や早産の危険信号という場合もあります。
以下でさらに詳しくご紹介します。
妊娠初期に注意したいお腹の張り・腹痛
妊娠初期の腹痛には、特に心配のない腹痛と流産の危険がある腹痛があります。
それぞれの症状をまとめました。
妊娠初期の心配のない腹痛 | ・キュッとした軽い痛み ・お腹から腰にかけての痛み ・お腹全体に引っ張られるような感覚 ・生理痛に似た痛み |
流産の危険がある腹痛 | ・ギューと締め付けられるような痛み ・1時間に6回以上など継続した痛み ・ズキズキとした痛みが下腹部にある ・下腹部に強い痛み |
流産の危険がある痛みの他に、出血、酷い頭痛、つわりがなくなった等がある場合、流産の危険があります。
すぐに病院を受診するようにしましょう。
切迫流産の場合、早い段階で見つけられればその後も妊娠は継続出来るケースも有ります。
手遅れになってしまう前に、異変を感じたら自己判断をしないようにしましょう。
お腹の張りは便秘と勘違いの場合も?または下痢がひどくなるケースも
妊娠すると、胎児の成長とともに子宮が大きくなることで、腸が圧迫されて便秘になりやすくなります。
女性はもともと便秘がちな方も多く、妊娠前は飲めていた便秘薬が飲めなくなり、さらに便秘がひどくなるケースもあります。
便秘による腹痛を感じることもありますので、日頃から便秘対策をしておきましょう。
妊娠初期であれば、オリゴ糖の摂取がオススメです。
オリゴ糖は整腸効果がありますので、腸内をキレイにしてくれますよ♪
また、便秘ではなく下痢がひどくなるケースもあります。
妊娠中は様々なホルモンが分泌され、バランスが崩れるので下痢もしやすくなります。
下痢によって腹痛を感じる場合もありますので、日ごろの食生活の見直しをしてみましょう。
何かおかしいなと感じたら病院へ
お腹の張りは危険を知らせるサインという場合もあります。
あまりにも頻繁に張る、すごく激痛が来る、という場合は一度病院へ受診してみましょう。
特に妊娠初期の12週目ぐらいまでは流産の危険性もあります。
腹痛と共に出血などが見られる場合は、すぐに病院へいくようにしてください。
妊娠初期はいろいろを気を使う時期ですが、心配なことは何でも医師に相談してみてくださいね(^-^*)/